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 東京は八王子市小宮町に鎮座する当神社は、我が国最古の神社のひとつで、旧宮幣大社長野県諏訪大社の御祭神である建御名方神と八坂刀売神の二柱の神々と、建築に関わる大地主神と埴安比売神と屋船神の三柱の神々を合祀したもので、末社には宇迦之御魂大神を祀る正一稲荷神社をお祀りしております。
 現在社殿が建てられております場所はその昔、稲荷神社が建てられておりましたが、およそ百数十年ほど前に大火災により全て消失してしまい、その後付近の人々の手によって、焼け落ちた御神体だけをこの地に置きお祀りしておりましたが、様々な災いや災害が起こりこの様な禍事などが再び起こらぬ様にとの人々の願いから、昭和六十三年崇敬者の協力のもと、この地を新たに祓い清めて、いつでも近隣の人々がお参り出来る様にと準備をして、昭和天皇御崩御の年である平成元年十月に神々を合祀して、この地における稲荷神社の復活と天皇陵墓の鬼門除けの意を込めて 『 諏訪大地主神社 』の建立に至りました。

 諏訪大社の社殿の建て替えと四隅に『おんばしら』と呼ぶ、大木を曳き建てる大祭『御柱祭』に関わる建築物の神々を祀り五穀豊穣・商売繁昌の正一稲荷神社を祀ることから、関東一円の各不動産会社の人々を始め、各建築会社や工務店の方々、そして建築に従事するさまざまな人々の、工事安全・交通安全・商売繁昌・身体健全などを、祈願する日々の参拝者も多く来社されています。

 毎年八月十五日には例大祭を斉行いたしております。